2021年度 たまご豆

(東吉野の幻の豆?)

2/27 以前朝市にて購入したたまご豆をU氏からいただいた。近所のおばちゃんが作っていて固定種となったものらしいのだが、U氏の見解ではもともとはドイツ豆ではなかろうかということだった。
白くて綺麗な豆で湯がいて食べても美味しいらしい。これを7月10日頃に植え、台風の時期に収穫するのだそう。別名台風豆とも言っていた。

7/10 待ちに待ったたまご豆の種まき。ジャガイモの跡地へ株完30cmほど、鶴首カボチャや大長人参と混植。
7/19 多めに播いたたまご豆であるが、発芽率が悪く、半分ほどしか芽がでなかった。掘ってみると雨の影響で腐ってしまったようだ。新しい支柱を立てていつでも巻き付いてこれるようにしておく。
7/30 発芽が悪かったが、その後は順調に成長し支柱にきっちりと巻き付いている。

8/21 U氏来訪。こんなふにゃふにゃな支柱ではいかん!と怒られる。竹1本物、もしくは半割れまでで作るべしだと言っていた。それくらい葉や実が茂って重くなるらしい。U氏自身も何度も支柱を倒していると言っていた。
巻き付いてしまったものはどうしようもないので、斜めに竹の支柱を立て倒れにくくしてみた。あとは運任せ。

9/11 たまご豆に花が咲く。インゲンと同じく白く小さな花だ。ここまではそっくりなのに中身の豆が白くなるんだから不思議なものだ。
9/26 ついにたまご豆の収穫が始まった。かなり葉が茂ってしまったのでどこに実がなっているのか非常に分かりづらい。

インゲン豆と食べ比べてみると、インゲンよりもクセのある味だった。どちらかというとインゲンのほう好きな味だった。

10/16 たまご豆の葉が枯れて来る。乾燥豆を取るまでは4カ月ほどの期間が必要だと分かった。
10/23 たまご豆の乾燥豆を収穫していく。まずは3分の1量だけ収穫した。
10/30 たまご豆を全て収穫する。やや早めだが、乾いたものに芋虫が侵入しやすい事が分かったので、早めでも収穫しなければならないのだ。
全部で1kgの収量で、2割ほどは虫にやられたりしていた。