2021年度 タケノコ

メンマ作り 地表に少し出ただけのタケノコを取るのは労力がかかる。探すのも面倒、掘るのも面倒なのだ。食味も1m程伸びたやつのほうがアクがすくなくてうまいと私は思うのだ。
ある国では品種が違うのだが、このように伸びたタケノコを使いメンマを作るという。私もその真似事をやってみようではありませぬか。

写真のようなイボがすでに根になっているようなものは硬すぎるので肥料として土にかえすべし。
それより上の部分の筋ばった部分を使用するとメンマの食感が生まれるはずだ。というか、ネットで幾人かの人たちが作っていたのを見た。
ネットで見たように、筋ばったタケノコを1時間ほど茹でて冷ました後、ビニール袋に詰める。2〜3割ほどの塩を振っておいたが、案の定カビが生えてしまった。
一度取り出してカビを除去し再度袋に詰め、1カ月ほど放置。
すると・・・、えらいことになっちまった。右側は便の臭いになっており腐敗していることがよく分かるので廃棄処分。これは茹でる時にヌカを入れなかったので腐ってしまったと思われる。
しかし、左側のピンク色のものは発酵臭がするものの、ほとんどが溶けてしまっているのだ。こちらはヌカで茹でたので発酵して溶けてしまったと思われる。この発酵臭のする異物を味見してみるかかなり迷ったのだが、あまりの見た目に食べる勇気をなくしてしまった・・・・。
そんな中で、大丈夫なものもあったので、それはサッと水洗いをし、太めに切って、水分をよくふき取り、青ネットで1週間干す。
一週間干してもかなりフニャフニャなのが不思議。これを、一晩水に浸して塩抜きをし、タレで煮込んで味付けをする。
チャーシューの煮汁を薄めて煮込んでみたがイマイチだった。食感もメンマとは違い固すぎる。特に外側の部分が噛み切れないので食べる為にはもっと工夫が必要だと痛感した。