2021年度 里芋

4/3 里芋は昨年冬に枯れた後、2株分親芋に子芋をつけたまま30pほどの穴を掘り、菊芋と共に埋めておいたのである。これを本日掘り返して植えなおしたわけだが、掘り返すのが非常にめんどくさかった。芋を傷つけそうでもあり、ちょっとづつ掘っていかないといけない。自生している里芋などその辺に転がしておいても問題なく生きているので、こんな事をあえてする必要性を感じない。

掘り返した里芋をさっそく植え付ける。畝幅1100mmに二条、ショウガ・ウコンと混植し、深さ10p、株間50p。親芋が2つかと思ったが3つあった。全部で20個ほど植え付けた。

5/8 里芋を植え付けて約ひと月が経ち、ようやくちらほらと芽がでだした。力強い太い芽だ。今年は去年より期待できそうだ。
6/20 雑草整理。親芋で植えた株の成長がとても良い。
7/19 里芋の育ちが非常によく、昨年とは大違いだ。期待して冬を待とう。

8/14 土寄せはしにくいので草寄せをする。ついでに自家製ぼかし肥料をてきとうにまく。
9/5 草丈が人の身長を越え、茎もかなり太く育っている。親芋の周りには子芋から出たと思われる芽がたくさん。芽欠きするべきか悩んだがめんどくさいので放置しておく。

30株ほどある里芋のうち3株に花が咲いていた。太く伸びる茎の中心からニョロっと出ていて、花弁からは棒のような花柱が飛び出している。この花が枯れた後には莢が出来ていて、これが実になるのか種になるのか興味深いところだ。
ネット検索では花の部分までしか載っていないので、実になるまでがなかなか難しいのかもしれない。

9/19 花が枯れ、実になりそうにぷっくりとふくらんでいた種の部分は干からびてしまっていた。まだいくつか残っているので期待して種を待ちたい。
10/9 邪魔な場所に自然生えしている里芋を収穫していく。茎も葉っぱもさほど大きくなかったが芋はたくさんついていた。さっそくかえって蒸して食べたが非常にうまくて大満足。

10/16 里芋の種が干からびながらもなんとか種っぽくなっていた。見た目はトウモロコシのように見えるので、本来ならばぷっくりとした種になっているのだと思う。

ネットでは里芋の種のことを調べてみたが、どうやら里芋の種は乾燥させてはいけないようだ。来年は瑞々しいうちに苗を作ってみたいと思う。