2021年度 菊芋2世

2/6 昨年採取した菊芋の種。種芋から育てるのとどういう違いがあるのか興味があったので種まきします。あのすごい繁殖力からは信じられないような小さな種ですが、これが本当に芋になるのでしょうか。

ポポーと同じようにポットに種まき。家の中の暖かいところに置いてどうなるか様子を見てみます。

3/10 まったく芽が出ない菊芋。業を煮やした私は3/4に再度種まきを敢行した。その種もうんともすんとも反応が無い。これはひょっとしてトウガラシと同じ「嫌光性種子」というやつなのか?この疑問を解決するには光が当たらないようにして芽出しをするしかあるまいて。

3/29 菊芋もまったく芽がでないので再度種まきをやりなおす。
4/3 冬の間、里芋と一緒に30pの穴に保管していた菊芋。この日は里芋も掘り出し植え付けたので菊芋も同作業をする。
里芋と違い菊芋は芽がヒョロヒョロと伸びていた。これがまた折れやすくて困った。土に埋めるのは面倒な作業だということが理解できた。

全部で20個ほど掘り出した菊芋だったが、7個ほどを植え付けた。昨年、インゲン豆ージャガイモを植え付けた場所だ。軽く成形したあと灰を播いて草マルチをしておいた。
深さ10p、株間50pで植え付けた。小さい芋を1個づつ植えてどのくらい増えるのか楽しみ。
4/18 初めて見たので確実ではないが菊芋の芽と思われるものがでていた。来週になれば見慣れた葉になっているかも。

菊芋の種からの栽培は一旦中断してもう少し暖かくなってから再開しようと思う。
4/25 昨年菊芋を植えていた場所へ金柑を植えた為、金柑の周りに菊芋の葉がどんどん出て来た。かなり綺麗に掘っていたつもりだが、掘り遺しも多かったようだ。
金柑が負けないように地上部の葉をむしって対処する。

5/8 菊芋の芽がたくさん出ていたので芽欠きと雑草整理をする。よく分からないのでじゃがいもと同じように3本くらいに間引き、草を敷いておいた。
家ではポットに菊芋の種を再度まいた。今回は温度も高いしなんらかの反応が欲しいところ。

5/22 一気に丈が伸びて来た菊芋。いつの間にかジャガイモの支柱のようになっている。これがコンパニオンプランツ?

5/30 菊芋とジャガイモは競うように成長していたのだが、いつの間にか菊芋の方が優勢になり、ジャガイモの葉を支えるまでになっていた。この菊芋も昨年支柱に苦労しているので、今年は早めに対処し支柱を立てておく。

6/26 畝上の雑草整理。
7/3 菊芋の株元付近にモロッコインゲンを播く。茎がものすごく太いので支柱になると思う。
7/19 菊芋の草丈はすでに3mほどだろうか、茎は木のようになっており昨年よりも旺盛な成長をみせる。

8/14 数日前に風が強い日があったため菊芋が倒れかける。支柱は大丈夫だったのだが、支柱に引っかかっていなかったものが倒れかけたのだ。茎を引っ張って支柱に結び付ける。ついでに邪魔な茎をとって綺麗にした。
8/28 支柱に結び付けている菊芋だが、麻紐がすぐ緩んで倒れてきそうになる。再度結びなおして体勢を整えておく。

以前、種から播いた菊芋はまったく反応が無い。色々と条件が厳しそうなので種まきは諦めよう。
そして、株元に播いたモロッコインゲンだが、菊芋の圧力に負けて1株以外は溶けて消えてしまった。残った1株も弱々しく菊芋に巻き付いており、「混植」は非常に難しいことが良く分かった。
9/11 支柱にしっかりと結びつけていた菊芋だが、支柱もろとも傾いてきている。昨年よりしっかりとした支柱だったはずだが・・・、致し方ないのでコンクリートブロックに紐を通して支柱に結び付けた。これで倒れることはないだろう。
草丈は4mにもなろうかという菊芋に花が咲いた。あともう少し我慢すれば芋になっているだろう。もう少しこらえてくれ。

9/26 咲き乱れる菊芋は目立つし綺麗なのだが、かなり傾いてきた。念のために紐を三重にして支柱を再度固定した。

10/16 菊芋の花がすべて散ってしまい、華やかであった畑も冬の兆しが訪れる。
11/13 すっかり朽ちてしまった菊芋の茎を片付ける。こないだまではずいぶんと重たかった茎も今は片手で持てるくらい軽くなってしまった。紐を取り、パキパキと細かく折ってしまい草堆肥のところへ置いておく。

11/28 菊芋の収穫祭。小さいやつ1個からこんなに一杯取れた。50個はあったと思う。

12/18日で菊芋を2株分収穫した。まだまだ5株も残っていて消費するのが大変だ。来年からは3株か4株の植え付けにしようと思う。