2021年度 かぼちゃ

(西洋カボチャ・鶴首カボチャ)

3/19 昨年M氏より頂いたかぼちゃの種をとっておいた。西洋かぼちゃだったと思う。
3/29 かぼちゃはスイカに比べて根が出るのが早く、ポットに植え替えてからもすぐに力強い芽が出て来た。
4/14 じりじりと成長を続けていたかぼちゃも気温の上昇と共にぐんぐんと葉を大きくしはじめた。
5/4 本葉が5枚くらいになったかぼちゃを畑に定植。ネットを見ていると「瓜科にはウリハムシが付くので行燈を仕立てる」とよく書かれているのだが、隣畑のT氏がいうには甘い瓜に付くらしく、かぼちゃやきゅうりは大丈夫とのことだった。ウリハムシがどうか、行燈は作らずに様子を見ていこう。
インゲン豆と同じ畝でインゲン豆に挟まれるように植えてみた。インゲンは上に伸び、下をかぼちゃが抑えるというイメージだ。
5/22 残っていたカボチャ2株を畑に定植。見晴らしのいい場所だったため翌日にはウリハムシが来ていた。行燈を作りガードする。
インゲン行灯の方は2、3か所だけ食べられている。少し目隠しがあるとウリハムシは来にくいようだ。意外と元気な虫で、捕まえようとするとすぐに飛び立っていってしまった。
6/6 カボチャの行燈を外し、親ツルと子ツル一本を残して、子ツルを全て摘心。ウリハムシの活動は6月に入り停滞期となっているように思える。
6/20 雑草整理と自家ぼかし播き。隣の畑の人のと比べると成長の遅さがよく分かる。
6/26 一番成長の良かったかぼちゃの茎を折ってしまった。隣の畝上に這っていたからちょっとどけただけなのに・・・、軟弱な茎である。
7/3 一番成長がいい株の受粉作業をした。

先週立ち寄った、三重県の松阪市にある「喫茶はなうた」で借りてきた「鶴首カボチャ」の種をジャガイモの跡地へ播く。
7/30 カボチャも手の大きさのものが3つほどなっている。インゲンの支柱に絡みつき上へ上へと上がっていく。あげくに竹の切れ端にまで絡みついた。

鶴首カボチャは残念ながら芽がでなかった。
8/28 先週カボチャの1つを収穫した。まだヘタがコルク化していなかったが、葉がすでに枯れていたので収穫したものだ。そのカボチャを十日ほど置いてから、天ぷらにして食べてみた。中身はカボチャらしく黄色くなっていて種も詰まっている。市販のものと違うところは水分が多いところだ。味は薄かったが柔らかく食べやすかった。
畑にある3つのカボチャはギリギリ葉っぱがついているので追熟しているようで、徐々にヘタがコルク化してきている。こちらは甘みもあるのではないだろうか。

9/5 畑に残っていた3つのカボチャを全て収穫。1つ目よりも茎がややコルク化していたので、前よりは熟していると思う。しばし置いてから食してみたい。
10/2 収穫からひと月ほどが経った。カボチャを切ってみると先月収穫したものと同様に瑞々しい状態を保っていた。保管がきくので重宝できる作物だ。
今年はインゲンの株元に植えてしまい、栄養の取り合いや日当たりの悪さで育ちが悪くなってしまった。来年は工夫せねば。