2021年度 ヒマワリ

(搾油用ヒマワリ)

5/22 ヒマワリの種を前作キビ、畝幅100cm、株間40cmで植え付ける。少し押し込み手で鎮圧し麦ヒゲを上から振りかけた。
種は佐用町の道の駅で購入した搾油用のヒマワリだ。春りん蔵の後継種らしく、名前はまだ無いようだ。「交配種なので種としては売れないが、搾油用のものを購入して植えてもいいのではないか」と言われたので佐用まで買いに行った。順調に育ち油もしっかり搾れるならば、名前をつけてみるのもおもしろそうだ。
5/30 ヒマワリ発芽。たくさん播いたがところどころしかでていない。発芽率の悪さが目立つ。
6/6 先週、発芽率が悪いと書いているが、実際は発芽率は良かった。早とちりも甚だしい。
6/13 2本に間引きする。成長は良いと思う。
6/26 畝上の雑草整理。
7/3 グラグラするので雑草堆肥で土寄せをする。
株元にはインゲンの種をまいておいた。
7/30 ヒマワリの花が満開。かなり高いところで咲いていて、もう少しすると倒れてしまいそうである。簡単な支柱を立て、麻紐を通して倒れないようにする。
8/7 ヒマワリの花が咲いていたのもわずかの間。1週間もすれば花はうつむき加減になってしまう。さらに雨が多かったせいか、枯れた葉も多くなっていた。
8/21 ヒマワリの1株の花輪を切り取って収穫。花は乾ききっていてポロポロと落ち、種もしごけば簡単に取れる。ただ、中心付近の種はまだ白く種になりきっておらず廃棄するしかない。しっかりと確認してから収穫するべし。
8/28 ヒマワリの種を全て収穫してしごいてから持って帰る。あとは乾かして分別するだけ。
9/11 乾かしたものの中から良さそうな種を来年の種用に残す。残りはザルとテミでゴミと分別し、洗って乾かした。粒がデカいのでゴミとの分別はやりやすかった。獲れた重量は245gである。
10/2 245gのうち50gを使用し油を搾ってみた。これが驚いたことに4gの油しか搾れなかったのである。10%にも満たない含油量だ。そもそも容量が大きいわりに重量が少ないと思っていたのだ。これが交配種ということなのか、はたまたヒマワリの具合がイマイチだったのか・・・。来年も試してみて判断するしかあるまい。